空港名3レターコード



アルファベット3文字で空港を表すもの

IATA空港コードとも呼ばれ、新しく旅客取扱いの空港が開港すると、IATA(国際航空運送協会)に登録申請する。

主に旅客や貨物のハンドリングの現場で全世界的に使われている。
チェックイン時に預ける荷物には、必ずこの空港コードが書かれたタグが付いている。

ずーっと昔には、都市名がそのまま空港コードだった空港が多かったが、同じ都市に、第二空港が開港するたびに都市名を冠したコードは次々と消滅していった。


身近な例を挙げると、

羽田空港:新東京国際空港(当時)開港に合わせ、TYO(TokYO)→HND(HaNeDa)に変更。

伊丹空港:関西国際空港開港に合わせ、OSA(OSAka)→ITM(ITaMi)に変更。

など。


また、新空港が開港しても、新空港だけ新しいコードになるものもある。

上海虹橋空港:SHA(SHAnghai)、変更なし
上海浦東空港:PVG(Pu Dong)、新空港、コード新規取得


あと、新空港開港と同時に、それまで使用していた空港が廃港になる場合は、新空港へ従来のコードがそのまま引き継がれる場合もある。

香港啓徳空港:HKG(Hong KonG)、廃港
香港チェクラップコック新空港:HKG(Hong KonG)、コード変更なし


ロンドン(LON)やパリ(PAR)、ニューヨーク(NYC)も使われなくなって久しい・・・。
世界的大空港でも、フランクフルト(FRA)などは都市コードをそのまま使っている。



もうひとつの空港コードに、4レターコード(ICAO空港コード)というものがある。
こちらは航空管制や航空機の運航現場で使われる場合が多い。