ラマダン


ヒジュラ暦の第9月のこと。

毎年この月になると、新月から新月の間、イスラム教徒の義務のひとつである断食をおこなう。
日の出から日没までの間のみ断食し、日没から日の出までの間に食いだめする。
日没後はドンチャン騒ぎで暴食してしまう傾向もあり、食料消費量が通常よりも増えるそうだ。

ラマダンになると、敬虔なイスラム教の国々に住むお金持ちは、大挙して国外に脱出し、世界各地で豪遊してくれるので、この時期、あるカジノでは最低掛け金のレートが跳ね上がり、庶民は遊べない状態になったりする・・・。

イスラム暦は太陰暦なので、毎年少しずつラマダンの時期はズレていく。