ルアージュ


チュニジアの長距離乗合タクシーのこと。

長距離バスよりも割高だが、その分早く目的地に到着できる。

僕が経験した時代は、6人乗りのブジョーのステーション・ワゴン(それも年代モノ)が主流だった。

長距離バスターミナルに隣接する形で、ルアージュ乗り場がある場合が多い。

車体の目立つところに行先を表示してあり、料金は固定制、ボラれる心配はない。

乗客が5人揃わないと、いつまで経っても発車しない。
僕は最高4時間半待ったことがある。
ひとりで5人分の運賃を払うと、すぐに発車してくれるウラ技がある。

なかには、整備状態が極めて劣悪なタクシーもあるので注意。
乗車中、車内に排ガスが充満して危険な状態になることもある。


類似した乗り物で、トルコにはドルムシュという乗合タクシーがある。